
1.機械金属製品製造関連産業
長岡市の強みである加工技術を活かし、競争力を有する各種機械・装置及び金属製品関連産業の技術的集積を目指す。
2.人間生活関連産業
地域の基幹産業の一翼を担う農業と食品加工分野の連携等により、人間らしく安全・安心に暮らすための生活関連産業の高機能化・付加価値化を目指す。
3.環境・エネルギー関連産業
バイオ燃料等の「創エネ」、太陽光発電関連・コージェネ装置、燃料電池、電気自動車等の開発・製造に取り組む産業の集積を図り、新たな地域産業創出につなげていく。
西部丘陵東地区の産業ゾーンのコンセプトは、「環境共生型の創造的モノづくり拠点」。
地球環境への負荷を最小限に抑えたいわゆる「グリーンファクトリー」立地に最適な環境にするため、同地区の植生や生態系に精通している長岡造形大学上野教授に伺いました。
西部丘陵東地区環境共生アドバイザー
(長岡造形大学 建築・環境デザイン学科 教授)上野 裕治 氏
昨今、さまざまな分野で「環境共生」が求められている中、「里山」の持つ多様な価値や生物多様性が注目されています。そこは、自然豊かな「奥山」と人の住む「里」の中間にあって、適度な伐採など人々が手を加えることで豊かな環境が維持されてきました。
同地区には今もこのような美しい「里山」の姿が残る場所があります。また、すぐ近くには馬高遺跡などの縄文遺跡があり、古くから人と自然が共生していたエリアであったといえます。
モノづくり拠点形成にあたり、「里山」の環境をモデルにすることは非常に重要です。例えばホタルやサンショウウオなどが幸せに生息できる環境を想像してみると、草の茂る美しい水辺や落葉樹林など、とても美しい風景であることに気づきます。
同地区の大きなテーマである「環境共生」とは、このようなひとつひとつの生物棲息環境をていねいに守り創っていくことであり、それは必然的に美しい景観を創出することになります。同地区が、このような「環境共生」のモデルとなることを切に願っています。
国内最大級の天然ガス埋蔵量を誇る南長岡ガス田は、天然ガスの供給をパイプラインにより、新潟県内のみならず、首都圏まで行っています。
天然ガスは、石油に比べCO2排出量及び窒素酸化物の少ないクリーンエネルギーです。また、同時に電力や熱などふたつのエネルギーを作り出す「コージェネレーション」への利用や燃料電池の原料としての利用など天然ガスへの期待はますます高まっています。
